役員退職金の分割支給

役員退職金の損金算入時期は、確定日又は支給日です。通常は、一括支給しますが、資金繰り等を考慮して分割払いになった場合でも、確定日又は支給日に損金にできますが、以下の点に注意してください。

  • 長期分割になる場合、退職一時金の分割払いではなく、退職年金と認定され、支給の都度の損金となる。また、その場合支給される側は、退職所得ではなく、雑所得となる。
  • しかし、上記長期について税法に明確な基準があるわけではない。したがって、会社は、資金繰り等の諸事情で分割支給となった経緯、恣意性がないこと、その他合理的理由に基づいて分割支給している旨を、総会や役会議事録で明確にしておくことが重要。
  • 10年以上を超えるとやはり長期されると主張する者も多く、個人的意見としては、やはりできるだけ2~3年程度の分割とすると指摘されるリスクが低くなると考えます。